住宅用太陽光の設置費の統計:2025年設置は平均28.9万円/kW
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見積もりが高いか安いかを判断する目安として、国の調達価格等算定委員会が集計したデータがあります。2026年2月公表の意見書から、住宅用(10kW未満)の数値をまとめました。
情報の確認日:2026年10月12日(出典はページ末尾)
| 項目 | 実績(集計値) | 2026年度の想定値 |
|---|---|---|
| システム費用(新築、2025年設置) | 平均28.9万円/kW(中央値29.4万円/kW) | 25.5万円/kW |
| 運転維持費 | 2025年設置の平均1,045円/kW/年 | 3,000円/kW/年 |
| 設備利用率 | 2025年1〜8月の平均14.1% | 13.7% |
| 余剰売電比率 | 平均64.8%(中央値60.7%) | 70.0% |
| 自家消費分の便益 | — | 27.45円/kWh |
| 調達期間終了後の売電価格 | 買取メニューの平均10.0円(中央値9.5円) | 10.0円/kWh |
統計値を見積書と比べる方法
見積書の総額(税抜・税込のどちらかを確認)をシステム容量(kW)で割ると、1kWあたりの単価が出ます。たとえば5kWで150万円なら30万円/kWです。2025年設置の新築平均28.9万円/kWと比べるとやや高めですが、既築住宅の足場代や屋根補強、蓄電池とのセット割引などで差が出るため、平均値との差だけで判断はできません。差が大きいときは、どの項目で差が出ているかを内訳で確認します(見積もり比較表)。
| 容量 | 総額の目安 |
|---|---|
| 3kW | 86.7万円 |
| 4kW | 115.6万円 |
| 5kW | 144.5万円 |
| 6kW | 173.4万円 |
これは新築の平均値を単純に掛けた数字で、相場を保証するものではありません。
設備利用率から年間発電量を出す
設備利用率14.1%は、1kWあたり年間8,760時間×14.1%≒1,235kWhに相当します(本稿の計算)。想定値13.7%なら約1,200kWh/kWです。見積書の発電量予測がこれより大きく上回る場合は、日射条件や方位の前提を確認しましょう(予想発電量の見方)。
維持費は実績と想定値の差が大きい
運転維持費の集計平均は1,045円/kW/年ですが、価格算定上の想定値は3,000円/kW/年です。点検や修理が必要な年もあるため、回収計算では想定値(5kWなら年15,000円)で試すと保守的になります。
相談先・申込先の選び方
統計値と比べるには、同じ容量・同じ工事範囲で見積もりをそろえる必要があります。依頼先には、パネルとパワコンの型番、容量、工事費の内訳、足場代、保証の範囲が分かる見積書を求めてください。総額を1kWあたりに直して比べると、条件の違いが見えやすくなります。
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蓄電池の一括見積もりサイトの例
同じ容量・同じ工事範囲で複数社の見積もりを比べてください。補助金の対象かどうかは自治体の最新情報で確認してください。
リンク先で申し込みや問い合わせがあった場合、当サイトに報酬が支払われることがあります。料金・対応地域・保証などの条件は、必ず各社の公式ページと見積書で確認してください。
出典
確認日:2026年10月12日。制度・単価・募集状況は変わります。申込や契約の前に、各リンク先の最新情報で確認してください。
費用と条件を分けて、ひとつずつ確かめよう。