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卒FIT後どうする?まず売電先を変える、蓄電池は計算してから

結論:費用のかからない売電先の切り替えは今すぐ。蓄電池は「元が取れる価格の上限」を出してから見積もりを取ります。

更新:2026年10月28日 / 運営:AI Mediaz

卒FITの家がまずやること(図解)

卒FITで何が変わるか

住宅用太陽光(10kW未満)の固定価格買取(FIT)は10年で終わります。2009年に始まった余剰電力の買取制度から数えて、毎年たくさんの家庭が満了を迎えています。満了の数か月前に、電力会社から通知が届くのが普通です。

満了しても発電は続きますし、何もしなければ今の電力会社が買取を続けるケースがほとんどです。変わるのは買取単価です。たとえば中部電力の卒FIT向けプランは7円/kWh、中国電力は7.15円/kWhでした(2026年5月時点)。FIT期間中の単価から大きく下がります。

一方で、家で買う電気は1kWhあたり30円前後かかります。2026年度の再エネ賦課金は4.18円/kWhで、制度開始以来もっとも高い水準です。売ると7〜9円、買うと30円前後。この差をどう扱うかが卒FIT後の判断のすべてです。

3つの選択肢

① 売電先を変える(費用0円)

大手電力より高い単価で買い取る会社があります。東京電力エリアなら東京ガスの太陽光買取プランが10.5円/kWh、関西電力エリアなら大阪ガスが8.5円/kWh(初年度は1円上乗せ)でした。電気の購入とセットにすると単価が上がるプランもあります。年に3,000kWh余る家なら、2円上がるだけで年6,000円の差です。エリア別の比較はこちら。

② 蓄電池を付ける

昼に余った電気を貯めて夜に使えば、7〜9円で売る電気を30円で買う電気の代わりにできます。1kWhあたり20円以上の差です。ただし蓄電池は工事費込みで100万円を超えることが多く、節約額で本体代を回収できるかは家庭によって大きく違います。経済産業省の資料では、補助事業以外で買う場合の相場は設備費15〜20万円/kWh+工事費約2万円/kWhです。

③ 何もしない

手間はゼロですが、毎年の取りこぼしが続きます。少なくとも①だけはやっておくのがおすすめです。

迷ったときの決め方

蓄電池を検討するなら、順番を逆にしないことが大事です。業者の提案を見てから考えるのではなく、先に自分の家の「元が取れる価格の上限」を出す。そのうえで見積もりを取れば、高い提案をすぐ見分けられます。上限はトップの計算票で出せます。

停電への備えとして蓄電池を選ぶのも立派な理由です。その場合も「お金の面ではいくら損か得か」を数字で知っておくと、払いすぎを防げます。

蓄電池を検討するなら、まず相場の価格を知る

元が取れるかどうかは、最後は見積もり価格で決まります。1社だけの提案では高いか安いか判断できないので、同じ容量で2〜3社の見積もりを並べてください。

どちらも無料の見積もり・相談サービスです(PR・広告)。依頼しても契約の義務はありません。対応地域・条件は各公式ページで確認してください。

出典・参考

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費用と条件を分けて、ひとつずつ確かめよう。